プノンペンの町並み

プノンペンに降立ち、スラム街の孤児院を訪問してみたり、 ポルポト政権時代の象徴であるKilling Fieldを訪れて 精神的に打撃を受けたり、その後は観光地のシェムリアップで 荘厳なアンコールワット遺跡を堪能したり、ゲテモノ食べたり、 スコールに遭ったり、何かに当たっておなか壊したり・・・と カンボジア文化を思う存分味わった。

どこから話して言いかわからないほど、 色々なものを見て触れて感じて来たんだけれど、 まずは街並みから。

観光地でもあるシェムリアップはともかく、プノンペンはごみだらけ。 ポイ捨てが文化になっているらしく、どこもかしこもごみだらけ。 明らかに、人間が快適に住めるところではないけれど、やっぱり、 「文化」になってしまうとすぐには変われない。 「ごみは衛生的に良くない、みんなで綺麗にしよう」っていう 国民性が生るまでは何も解決しないんだろうな。

あと、かなりの砂埃も舞ってるから、バイクで5分も走れば 体は赤土で覆われる。空気はとても乾燥してるから、 鼻の奥がぴりぴりしてくるわ、頭痛はしてくるわ、鼻血は出るわで。。。

カンボジアの食べ物

まずは美味しいものから 笑 ママーっていうインスタントラーメンがどこにでもあるんだけど、 レバーや、豚肉、葱、などが入ってて、スープもやさしい本格的な 味で、最高に美味しいの!駅の立ち食いそばの感覚で新規事業したら 絶対に日本でいいビジネスになると思うなぁ〜。物価も安いから、 屋台とかで熱々の大盛り焼きそば+ビールをおなかいっぱい食べても $1かからないよ。

そして、ゲテモノ。カンボジアの人気のおやつが、昆虫、爬虫類。 水ゴキブリ、こおろぎ、タランチュラ、蛙、そして蛇。 全部を挑戦するつもりだったんだけど、タイミングが悪く、 蛇しかたべられなかった・・・。焼き鳥のように、串にうねうねと 刺さってるんだけど、見た目はそのまま丸ごと蛇。 味はするめ?みたいな感じだったかなぁ。ビールに合うのね。 でも、一番ショッキングだったのは、孵化する直前のアヒルの卵を スプーンですくって食べるもの。。。さすがに無理でした。

カンボジアの遊び場での出会い

他に、普段若者が楽しんでることを経験したいと思って、 映画館に行ってみた。それが、街に1劇場のみ。 しかもホラー映画しか上映していない。。。 ハリウッド映画もヨーロッパ映画も一切なし。 カンボジア産、日本産のホラー映画1本。 どうしてなのか地元の人に聞いても理由はわからないらしい。 ただ、カンボジア人はお化けを信じていて、「怖い」感情が 「面白い」んだって。

結局何を見るのかも分からないまま、2ドルのチケットを購入。 なぁんとなく雰囲気が違うなぁと思いながら入ってくと、 そこは映画館の中にある、お化け屋敷だった・・・。 どこまでホラーが好きなんだろう、カンボジア人。 とにかく、お化け屋敷は怖すぎたから辞退して、 やっと、(実際は一ドルだった)映画チケットを購入できた。 映画が始まるまでわからなかったんだけど、 どうやら日本映画の「こっくりさん」だったみたい。 それが、甲高いクメール語のボイスオーバーでCreepyさ倍増。 しかも、英語の字幕が早すぎて読めない。。。 カンボジア人、英語を話せる人居ないのに、こんなん読めるわけない。 しかも、登場人物の名前が日本人の名前ではなく、Mr.Benjaminとか Mr.Smithになってた。一番意味が分からなかったのは、観客同士が お互いを怖がらせたいのか、映画の途中で他の観客が、肩を「わっ!」と叩いてくる。本気でやめて欲しかった・・・。

結局、お化け屋敷にはまって15分遅れで入ったから、 実際には見てないんだけど、地元の人によると、 カンボジアでは、映画が始まる前に王宮に向けての 歌を斉唱するらしい。(国歌ではないみたい)